第十五回 妻を愛し続ける男の6つの特徴
2017年7月25日
「俺は結婚した時より今の方が妻のこと好きだね。」
芸能界でも妻を愛する男の代表といったら最近怒涛の復活を遂げたヒロミさんでしょう。
そもそも“婚活”をする時代になった背景には、結婚に対しネガティブなイメージが強くなった若者たちが増えたという原因があります。
なぜ結婚に対しネガティブなイメージを抱くようになったのか。
それは当時の昭和の既婚者たちが結婚に対するネガティブキャンペーン的な発言を多くしたことが少なからず影響を与えています。
「結婚なんてするものじゃない」
「嫁は女じゃないよ」
「嫁は抱けないね」
等、結婚に対してネガティブな発言をする既婚者ばかりでした。
けれど時代は変わり、平成になって約30年。
最近は結婚に対するポジティブな発言の方が多く聞かれる様になりました。
その中で、最近とみに増えているのが“妻を愛し続ける男”です。
そもそも愛し合ったから結婚したのに“妻を愛する男が増えた”と声高に言うこと自体おかしいのですが、日本は結婚後は家族になり男と女でなくなる夫婦が非常に多い国です。年齢を重ねていくと男であること、女であることから卒業しろと言わんばかりのバイアスを暗示の様に掛けられていきます。
けれど最近はヒロミさんの様に子供がいても、結婚して数十年経っても、妻を女として愛する男たちが増え、熟年でも恋人同士の様に仲が良い夫婦が増えています。
そして、そんな“妻を愛し続ける男”たちには共通点があることに気付きました。
その“妻を愛し続ける男”の共通点について解説していきます。
例えば、職人やスポーツ選手、芸能人でも芸人や舞台役者等普段から体を使う仕事をしている男性には愛妻家がとても多いのです。サラリーマンでもジムに通って体を鍛えている人達は比較的、奥さんを大切にする人が多いと言えます。
適度に体を使う事で、余計なこと=浮気を考える時間や体力が余らないからではないかと分析しています。
意外ですが学生時代”不良“や”ヤンキー“っぽかった人ほど、奥さんと年月が経っても仲良しのご夫婦が多いのです。
子供の卒業式や入学式等のイベントでも腕を組んでたりと仲良さが伝わってくるようなご夫婦はそろって茶髪みたいな方々でした(笑)。
早婚か晩婚かという2者択一で選ぶなら、間違いなく早婚のご夫婦の方に妻を愛する男の発現率が高いのです。
異性からモテてきたからこそ、結婚したらもう妻以外の女性とはいいやと女性関係を卒業するのか、妻を愛する男たちは決してモテないタイプではありません。ヒロミさんもそうですが女性を惹きつける魅力がありモテます。逆にモテないタイプの方が結婚後に何か吹っ切ったような浮気癖を発症する人を多く見ます。
妻を愛する男というのは、ある種一途(いちず)の現れです。
だから、何かに没頭した時の集中力がすごい。何度も例に挙げてしまいますが、ヒロミさんも芸能人でありながらDIYや加圧トレーニング、バイク等、素人の域を超えた趣味を持ち会社まで立ち上げました。
妻を愛する男たちにも一定の誘惑はあるはずです。魅力的な女性からのオファー、それに応じることはたやすいけれど断ることは非常に強い精神力を必要とします。
仕事も同じです。
次々と新しく魅力的に映る仕事に変わることの方が、一つの会社にとどまるより数段簡単です。一つの会社に長くとどまることが出来る人は“継続力”があることの現れです。
結婚生活、いいことばかりではありません。
辛い事や頭にくること、悲しいことや嫌な事の方が多いかもしれません。それらのネガティブな事から逃げ出さずに乗り越えていける力は、人との関係構築力とイコールなのです。
妻を愛する男は転職歴がないか、もしくは圧倒的に少ないという事実に納得です。
いかがでしたでしょうか?
反対に結婚して浮気に走る男性はIQが高く世間的にインテリと言われる人が多いのも事実。
先生と呼ばれる職業であったり、サラリーマンではあるが一流企業であったり。
社会的ステータスが高い仕事に就き、IQも高い男性は結婚後妻を愛さなくなる確率が非常に高いです。婚活中の女性は、相手の条件に惑わされず本質を見極める眼力を培いましょう。
著者紹介:西澤 史子
- 1968年生まれ横浜市出身。株式会社ループ 代表取締役社長。
短大卒業後は、在学中に所属していたモデル事務所所属のモデル・MC,TVレポーターを経て某大手電器メーカーの法人営業を中心に13年間勤続後、年間四十万人以上を動員する業界最大手のカップリングパーティーイベント企画会社で、広報及び法人営業統括部長兼専属婚活アドバイザーとしてテレビ番組レギュラーを務め、年間100本以上の婚活企画をプロデュースし、地方自治体への婚活事業コンサルテーションも担当する。
2012年株式会社ループ設立。
コミュニケーションコンサルタントとして、活動領域をダイバーシティ、女性活用と育成、コミュニケーション教育へも広げ、全国で研修・講演を行っている。