第十回 9つの「また会いたい!」と思わせる女の『話の聞き方』
2016年12月2日
『口は災いの元。』
昔の人は真理をつくことわざを遺してくれました。
口は1つで、耳は2つ。だから話しをする2倍、人の話を聞きましょう!と学校で習った事を思い出します。
でも実際は、人の話を聞く量の2倍以上の量話している女性が多いのでは?
女性は男性に比べ“おしゃべり”をすることでリラックスしたり、ストレスを発散すると言われていますが、女性の脳は右脳と左脳をつなぐ脳梁が男のものよりも大きいそうです。
これにより、会話をする際に、女性は脳全体を使って話をしますが男性はほとんど言語中枢がある左脳だけを使って会話をするそうです。だから男性は理論立てて必要事項を話そうとするのに対し、女性は無駄なトピックスや感情表現も会話の中に入ってきてしまいます。だから、男性からすると“余計な会話”が多くなり、男性に比べて女性はよくしゃべるという印象が強くなります。
また、一説によると女性が感情的になりやすいのは、言語中枢以外のところも使って会話することで全ての情報が混在し、理論立てが難しくなり、話がまとまりにくくなる傾向があるからだと言われています。
比べて男性の場合は、会話、理論の組み立て、感情的になる部分がそれぞれ脳の中で区分けされているので会話中に感情的になりにくいとのこと。逆に男性は感情の表現をしながら会話をすることの方が難しいから、女性からすると「ホントに私のこと好きなの?」や「楽しいの?」と言わせてしまうのかもしれません。
余談ですが、口げんかしたときに大体女性に男性が言い負かされてしまうのは、男が必要事項をまとめようと整理している時に、女性は脳をフル活用して言葉を駆使する為、戦いにならないのでしょうね。
こんな脳の違いがある男と女ですが、どちらも、自分に対して興味や関心、心配やいたわりを示してくれる異性に好感を持つことは間違いありません。
外見のみが魅力的な女性に対して男性がまた会いたいと願うかというと、意外とそうでもないのです。これは、「素敵な女性だ」と、「また会いたい」と思われる女性は話の聞き方に大きな違いがあるのです。
「また会いたい」と思われる女性の話の聞き方とは、男性がその女性の為に何かをしてあげたいと感じるか、逆に女性がその男性の為に何かをしてくれそうと期待を抱かせる聞き方のどちらかです。
つまり、女性に対して「してあげたい」か、女性から「してくれそう」をいだいた場合に男性の「また会いたい」という感情が生まれると言えるのです。
そういった女性の話の聞き方のポイントを9つ挙げてみましょう。
①笑顔になるような話は笑顔、悲しい話は悲しい顔と話に合わせた表情
②「わかる」や「同じ」など共感と同意のリアクション
③「すごい」や「憧れる」など褒めと尊敬の合いの手
④自分の感情や意見は男性から求められるまで話さない
⑤「でも」や「けれど」などの否定的な接続詞をつかわない
⑥目を合わせ過ぎず、時々そらしたり下を向いて隙をつくる
⑦さりげないボディタッチ
⑧体を相手の方に向けて少し身を乗り出すポジション(腕組みはNG)
⑨褒めるときは「男だなあって尊敬する」や「男らしい」「男として恰好いい」など“男”を入れた褒め落とし
勿論これだけですぐに恋愛に落ちる事はありません。
しかし、この「何となく気持ちいい」と感じさせる女性として認められれば恋愛対象の一人としてエントリーは完了しています。
タイミングと縁次第で恋愛対象として見てもらえる可能性は大いに高くなるでしょう。
著者紹介:西澤 史子
- 1968年生まれ横浜市出身。株式会社ループ 代表取締役社長。
短大卒業後は、在学中に所属していたモデル事務所所属のモデル・MC,TVレポーターを経て某大手電器メーカーの法人営業を中心に13年間勤続後、年間四十万人以上を動員する業界最大手のカップリングパーティーイベント企画会社で、広報及び法人営業統括部長兼専属婚活アドバイザーとしてテレビ番組レギュラーを務め、年間100本以上の婚活企画をプロデュースし、地方自治体への婚活事業コンサルテーションも担当する。
2012年株式会社ループ設立。
コミュニケーションコンサルタントとして、活動領域をダイバーシティ、女性活用と育成、コミュニケーション教育へも広げ、全国で研修・講演を行っている。