第九回 結婚に向いている男性の10の特徴
2016年10月6日
2016年の今年は多くの不倫報道が世間を騒がせました。
ベッキーと川谷さんに始まり、薬と不倫ダブルで発覚した高知東生、文化人や落語家、歌手や歌舞伎役者まで報道が出るたびに「またか」という印象です。
お互い結婚生活をスタートした時は、それこそ“死が二人を分かつまで”と永遠の愛を誓いあって結ばれたのに、人の心は移ろいやすく不変ではない事の証明であるかのような最近の不倫ブームは、婚活アドバイザーとしても中々考えさせられます。
けれど、一方で中村雅俊さんと五十嵐淳子さん夫婦や、ヒロミさんと松本伊代さん夫婦の様に何年経っても安定的な関係を維持している夫婦もいます。
(本当にうまくいっているのかはわかりませんが)
結婚とは、お互いの気持ちよりも、「その人が結婚に向いているかどうか」が長続きするカギを握っています。
恋に落ちると相手の事を冷静に見る事は出来ません。
脳内麻薬が放出されて冷静な判断が出来ない位に相手の事で頭がいっぱいになるのが恋愛ですが、その恋が成就して結婚することになった時にちょっとだけ冷静になる時間が訪れます。
その時、相手が結婚に向いている要素を持っているのか一瞬立ち止まって確認しても良いのでは?
今回は15年以上夫婦関係が継続しているご夫婦のご主人達が共通して持っていた要素をまとめてみました。
一人が余り好きではないという事は根本的に寂しがり屋なので家族のぬくもりを大切にします。
一人旅、一人酒など一人の行動が好きな人は結婚後もその時間を外に求めていきます。
幾ら稼いでいるかという事が重要なのではなく、稼いだお金をどれだけ家族に使えるかという点が大切なポイントです。もしその男性に収入の半分以上を費やす趣味がある場合、いくら結婚して家族を持ってもその生活スタイルを変える事は難しいのです。
独身の時は、見栄を張って頑張ってくれるので恋人としては悪い条件ではありませんが、結婚後は身内という立場になる為、彼が外で張った見栄のツケを一緒に被ることになります。
「彼の夢を叶える事が私の夢!!」と言い切れるなら大丈夫です。結婚とは現実なのです。叶わない夢をいつまでも追い続ける人と一緒に走り続けるのは想像以上に試練です。
友達が少ないからこそ、奥さんが『恋人』であり『親友』であり、『同志』になる。そんなご主人だから、年齢を重ねてもとても仲良しなご夫婦でいられるのでしょう。
結婚生活は長い年月を共にします。環境だけでなく、お互いの性格や見た目、考え方が変わらざるを得ない事は多々あります。そんな変化に対する順応性が高い男性は、奥さんの変化に対しても寛容なので諍いが起きにくいのです。
いいか悪いかは別にして、面白みがないという事は“虫”が付きにくい要素の一つなので、浮気される可能性が少なくなります。
“濡れ落ち葉”ではありませんが休日に出歩いたり、友達と会うようなアクティブなご主人より、“休みって言ったら家にいる“ようなご主人のほうが誘惑の機会が少ないのでしょう。
年を重ねていく事に対し、抵抗をしない男性の方が誘惑の機会も減ると同時に、自分からアクションを起こす危険も冒しません。
基本的に仕切るより、仕切られた方が楽という男性は少なくありません。外では年齢と共に責任やプレッシャーを感じる“ジャッジ”をしなくてはならない機会が増えていく男性だからこそ、家はお任せ&指示待ちでいいと割り切ってもらった方が、役割が明確になって長続きするのでしょう。
著者紹介:西澤 史子
- 1968年生まれ横浜市出身。株式会社ループ 代表取締役社長。
短大卒業後は、在学中に所属していたモデル事務所所属のモデル・MC,TVレポーターを経て某大手電器メーカーの法人営業を中心に13年間勤続後、年間四十万人以上を動員する業界最大手のカップリングパーティーイベント企画会社で、広報及び法人営業統括部長兼専属婚活アドバイザーとしてテレビ番組レギュラーを務め、年間100本以上の婚活企画をプロデュースし、地方自治体への婚活事業コンサルテーションも担当する。
2012年株式会社ループ設立。
コミュニケーションコンサルタントとして、活動領域をダイバーシティ、女性活用と育成、コミュニケーション教育へも広げ、全国で研修・講演を行っている。